コラム17
新約時代 ~教会の誕生~
ユダヤ人たちのイエスに対する憎しみは尋常ではありませんでした。それは神の国を完成させないためのサタンの働きです。ユダヤ人たちが救われたら神の国が完成することを彼は知っていたからです(エペソ1:10、2:14-22、ローマ11:25-27、ガラテヤ3:19-21等)。
サタンがユダヤ人たちに抱かせた憎しみがイエスを十字架につけたことは、サタンの大失敗です。それで神の贖いのわざが実現したのですから。十字架と復活の出来事以後も、サタンの「ユダヤ人が救われないように」計画は進められました。それは彼らの歴史を見れば明らかです(ローマ帝国やナチス・ドイツの支配等)。
神の計画に打撃を受けているようにも見えますが違います。神はご自身の国を造るために、新たな計画を立てておられました。それは教会を誕生させることです。イエスの復活後、イエスは大事な約束を弟子たちに告げられました。「…あなたがたは間もなく、聖霊によるバプテスマを授けられる」(使徒1:5)
イエスをキリストと信じた瞬間、その人に聖霊が降られます。それが聖霊のバプテスマです(使徒2:38,39)。そして、その人たちによって教会が形成されるのです(使徒2:41)。神はユダヤ人たちが不信仰に陥ったので、神の計画を進める新しい民として、教会を建てられたのです。これは、「イスラエル(ユダヤ人)で失敗したから、次の計画」ではありません。今後、教会が建てられることにより、多くの異邦人が救われていきます。神の計画はまずユダヤ人だったはずです。しかし彼らはサタンにそそのかされ、傲慢と憎しみのかたまりになってしまいました。だから、神はそのかたまりを打ち砕いて、悔い改めることができるように、異邦人の救いを先にしたのです(ローマ11:11,25,26)
この「二つのもの(ユダヤ人と異邦人)を、一つのからだ」(エペソ2:15,16)に造り上げることが地上における神の国の完成です。神の知恵と力は無限です。それは神の愛から流れ出て、現に私たちに及んでいるのです。
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