コラム2

「神様は天地万物を何のために創造されたのだろう」と考えたことがありますか? 神は地上世界を造られ、そこに人間を置かれました。その人間は「神のイメージに似せること、造られたものを支配・管理すること」とスペシャルに創造されました。さて、そこにあるものは、①神、②人間、③地上世界です。この三要素で成り立つものは「神の国」です。パウロは神を「世々の王」(Ⅰテモテ1:17)と表現しています。つまり、神ご自身が王として統治する神の国を造られることが、天地万物を造られた目的なのです。 イエスが宣教を開始されたときの開口一番は「時が満ち、神の国が近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」(マルコ1:15)でした。私たちに教えてくださった祈りも、「御国が来ますように」(マタイ6:10)です。イエスの思いも、語ることばも、向かっている方向も神の国です。 私たちの思いも、ことばも、向かっている方向も神の国ですね。イエスと同じ一つの目的に向かって貫かれている生き方は喜びです。迷っても戻ることができます。苦しくても忍耐することができます。神の国へと向かう目的があるからです。その完成は近づいています。 「どうか、世々の王、すなわち、朽ちることなく、目に見えない唯一の神に、誉れと栄光が世々限りなくありますように。アーメン。」(Ⅰテモテ1:17)

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