コラム24

~千年王国~ 千年王国とは、再臨のイエスによって建てられる地上の王国です。「千年」は文字通り で、黙示録20章の預言のことばに6回出てきます。ところで皆さんは千年王国に関心があ りますか?いわゆる「天国」よりも関心を示すことが難しい場合、旧約聖書を余り読んで いないことが一つの原因と考えられます。旧約聖書には千年王国預言が沢山書かれていま す。ただ通読だけだと見落としがちですが、全体的に神の計画を意識して取り組むと、千 年王国が見えてきます。ちなみに、「終わりの日」「その日」「主の(聖なる)山」「エ ルサレム」と言うワード、フレーズが出て来たら千年王国の可能性ありです(すべてでは ないですが)。いくつか見ていきしょう。 ①詩篇24章 「だれが、主の山に登り得るのか…手がきよく、心の澄んだ人…あなたの 御顔を慕い求める人々である…門よ おまえたちの頭を上げよ…栄光の王が入って来られ る…」主の山はエルサレムを指します。千年王国の首都です。その時には主と顔と顔とを 合わせて交わります。 ➁イザヤ2:2-4「終わりの日に…国は国に向かって剣を上げず、もう戦うことを学ばな い」千年王国はイエスが王となって治めるので、すべてではないですが戦いが激減します 。  ③アモス9:11「その日、わたしは倒れているダビデの仮庵を起こす…」 倒れているダビデの仮庵とは、旧約時代ダビデ王国の栄光が無力にも風前の灯となってし まったのですが、神と人の幕屋が、その日、神のご主権によって回復される預言です。千 年王国のことです。  ④ミカ4:1-8 「その終わりの日、主の家の山は、山々のかしらとして堅くたち、もろも ろの丘よりも高くそびえ立つ…」千年王国が確立する時には、エルサレムが地殻変動によ って他の山々よりも高くそびえ立つことが預言されています。  ⑤ハガイ2:6-9 「…間もなく、もう一度、わたしは天と地、海と陸を揺り動かす…わた しはこの宮を栄光で満たす…この宮のこれから後の栄光は、先のものにまさる…」 宮と は千年王国における王なるイエスの神殿のことです。「先のものにまさる」宮は千年王国 だけです。 旧約の聖徒たちは千年王国に望みを向けています。ですから、この他にも千年王国預言が なされているのです。これを知らないことは神の祝福を大きく取りこぼします。皆さん、 聖書を読みましょう。わからなければ、教会で確認し合いましょう。

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