コラム23

~地上再臨~ 7年の患難期の終わりに、イエス・キリストが地上に再臨されます。旧約聖書にも預言 されています(エゼキエル39:21-29、ハバクク3:1-19)詩篇18篇8,9節には「…炭火は主 から燃え上がった。主は、天を押し曲げて降りて来られた。黒雲をその足の下にして」と あります。ユダの手紙14、15節も注目すべき預言です。「…見よ、主は何万もの聖徒を引 き連れて来られる。すべての者にさばきを行い、…不敬虔な罪人たちが主に逆らって語っ たすべての暴言について、皆を罪に定めるためである」初臨における柔和の姿はなく、怒 りに満ちたキリストが再臨されます。地をさばくために来られるからです。マタイ24章30 節ではキリストご自身が預言しておられます。 さて、創造のはじめに人が堕落して以来、サタンとの戦いが繰り広げられてきました。 いよいよ最後の戦いです。反キリストと悪霊どもによって集められた全世界の王たちが 、「全能者なる神の大いなる日の戦い」に挑みます(黙示録16:14)。この戦いを主導し ておられるのは神です。「あなたがたの鋤を剣に、あなたがたの鎌を槍に打ち直せ…周り のすべての国々よ。急いで来て、そこに集まれ…諸国の民は立ち上がり、ヨシャファテの 谷に上って来い」(ヨエル3:9-12)ヨエル書の預言にあるように、神は、ご主権の中で 、反抗する全世界の王とその軍隊が「(エルサレムにある)ヨシャパテの谷」に集まって 来いと挑戦しておられるのです。彼らの最後は「…生きたまま、硫黄と燃える火の池に投 げ込まれ」ます。(黙示録19:19,20) 勝利されたキリストはオリーブ山に立たれます。「主が出て行かれる。決戦の日に戦う ように、それらの国々と戦われる。その日、主の足はエルサレムの東に面するオリーブ山 の上に立つ。オリーブ山はその真ん中で二つに裂け、東西に延びる非常に大きな谷ができ る…」(ゼカリヤ14:3,4)そして、「人間が地上に現れて以来、いまだかつてなかったほ どの、大きな強い地震」が起こり(黙示録16:18)、主が立たれるオリーブ山が真っ二つ に裂けるのです。ミカ書4章1節には「その終わりの日、主の家の山は、山々のかしらと して堅く立ち、もろもろの丘よりも高くそびえ立つ。そこへもろもろの民が流れて来る」 とあります。 キリストが反キリストとその軍勢に勝利されたのも、オリーブ山に立たれたのも、また 、地殻変動が起こり、他の山々よりもオリーブ山が高くそびえ立つのも、このあとのメシ ア王国(千年王国)が設立されるための準備です。 この世の患難は色濃くなってきます。しかし私たちは、今の世界情勢に不安を覚える以 上に、神のプランが着々と進んでいることを聖書に確認ましょう。イエスは「すでに世に 勝ちました」から(ヨハネ16:33)

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